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卒業祝い・就職祝いでおすすめの印鑑プレゼントの選び方

卒業祝いや就職祝いで印鑑をプレゼントする人が増えています。一般的には、両親が子供に送るケースが多いです。

 

なぜ印鑑が、卒業祝いや就職祝いに向いているのか、という理由と、どんな種類の印鑑をプレゼントすればいいのかについて解説していきます。

 

印鑑を軽視するリスクが高い

 

20代前半くらいまでは、なかなか印鑑の重要性が実感できないので、本人は印鑑を軽視しがちです。適当なハンコで銀行の通帳を作ってしまったら不安ですよね。適当なハンコだと、雑に扱って失くしてしまったり、最悪のケースでは、誰かに盗られて悪用されることだってあります。

 

ご両親がしっかりした印鑑をプレゼントしてあげることが大切です。良質な印鑑と印鑑ケースがあれば、大事に保管してくれます。特にプレゼントされた印鑑であれば、無下に扱うこともしないでしょう。

 

本人は気づかないからこそ

 

大学1年生が安っぽい印鑑を持っているのはまだ許される範囲だと思いますが、社会人になっても100円の印鑑を持っていたら、ちょっと恥ずかしいですよね。

 

印鑑は、一回購入すれば、なかなか買い換えるものではありません。一生モノの印鑑があれば、ずっと使うことができます。

 

社会人デビューでしくじらないためにも、立派な印鑑を持っておくといいですね。

 

印鑑をプレゼントするタイミングとしては、卒業祝いや入学祝い・就職祝い等、生活が変わるタイミング、新生活が始まる時期がベストです。新生活で、銀行口座の開設や重要な書類への捺印等、ハンコを使う場面が多いです。

 

高校卒業、大学卒業で贈る印鑑を分ける

 

印鑑のプレゼントは、基本的に、認印+銀行印+実印のセットがオススメです。

 

ですが、贈る時期によって、プレゼントする印鑑を贈り分ける方法もあります。

 

卒業祝い、入学祝いといっても、主に2回のタイミングがあります。

 

  • 高校卒業・大学入学
  • 大学(専門学校・短大等)卒業・新社会人

 

どの時期の卒業祝い・入学祝いなのかで、贈る印鑑を考えてみましょう。

 

高校卒業のときは認印と銀行印、大学卒業のときは実印、という風に、2回のタイミングをセットにして考えておくのもオススメです。

 

高校の卒業祝い・大学の入学祝い:銀行印と認印

 

高校卒業・大学入学のタイミングで贈るプレゼントは、

 

  • 銀行印のみ
  • 銀行印+認印

 

がオススメです。

 

車に乗る予定がありそうなら、実印もセットにしておきましょう。

 

高校の卒業祝いで、実印をプレゼントするのは早いかもしれませんよね。大学在学中に実印を使う機会はほとんどないはずです。

 

高校卒業後、一人暮らしをする場合や、実家暮らしでもバイトを始める場合、自分で銀行口座を開設することが多いので、銀行印は必須です。

 

先ほど書いたように、この年代の子供が、印鑑の重要性・危険性を意識することはないでしょう。文房具店や100均で買った印鑑を銀行印として使うことも十分ありえます。危ないですよね。

 

高校卒業のタイミングでは、まず「銀行印」のプレゼントを贈ることから考えてみてはいかがでしょうか。

 

認印をセットにした方がいい理由

 

銀行印だけではなく、認印もセットでプレゼントしておくと安心です。なんでだと思いますか?

 

銀行印を認印としても使ってしまうからです。

 

宅配便の印鑑を押すときに、銀行印を使うシーンを思い浮かべれば、イメージが掴みやすいと思います。

 

「まさか銀行印をそんな風に使わないでしょ」と思う方もいらっしゃると思いますが、繰り返しになりますが、若い人は、そこまで印鑑について意識していません。

 

ですので、銀行印とセットで認印をプレゼントすることができれば、自然と印鑑の使い分けを意識することができるようになります。

 

銀行印と認印をを渡すタイミングで、それぞれの使い方を説明するとスムーズです。

 

「この印鑑は銀行印で、こういう場面で使う印鑑。こっちは認印で、こういう場面で使う」という風に、若いうちに、印鑑の使い方を教えてあげましょう。一生役に立つ知識になります。

 

銀行印のみを贈って、「この印鑑は、こういうときに使って、それ以外では使わない」って伝えるよりも、2つの印鑑で説明した方が伝わりやすいですよね。

 

大学卒業祝い・就職祝い・内定祝い:実印と銀行印

 

学生時代と違って、社会人になれば、実印を使う機会が増えてきます。

 

ただ、前もって、自分で実印を購入する人は少ないです。実際に、必要になったときに、慌てて変な印鑑を買ってしまう。そして、それをずっと使い続けるという事態になってしまいます。

 

マンション購入や住宅ローンなど、重要な場面で押す印鑑は、きちんとした印鑑をあらかじめ用意しておくのが無難です。

 

ですので、大学の卒業祝いや内定祝い、就職祝い、新社会人祝いは、まず、実印を贈ることを考えましょう。

 

でも、せっかくなら、銀行印もセットにして、実印+銀行印の組み合わせがオススメです。

 

社会人になったタイミングで、給与口座用に口座開設をする場合もありますし、学生時代に安い印鑑を使っている場合もあります。

 

社会人として働き始める時期に、ずっと使える印鑑をプレゼントする、というポイントを意識して、プレゼント選びをすることをお勧めします。

 

さらに、認印を贈ると統一感があって、プレゼント性がありますが、認印は持っていることも多いので、無理しなくてもいいと思います。

 

ただ、一番人目に触れるのが認印なので、「会社で使う用」の印鑑が、しっかりした印鑑だったら、周りの印象がちょっと違いますよね。

 

両親から子供以外の場合は認め印!

 

ここまでは、父親・母親が息子・娘に印鑑をプレゼントするケースを中心にお話をしてきました。ちなみに、兄姉が弟妹にプレゼントする場合は、両親のケースと同じです。

 

最後に、それ以外のケースについても簡単に触れておきます。恋人や友達に印鑑をプレゼントするパターンです。

 

印鑑のプレゼントが特殊な部分は、贈る相手との関係性がとても重要な点です。友達から実印をプレゼントされたら違和感がありますよね。

 

ギフト用の印鑑であれば、認め印を中心に考えましょう。夫婦や結婚間近のカップルであれば、銀行印・実印でもいいと思いますが、基本的には、認め印をベースに考えるのがオススメです。